代表挨拶

私はミャンマーの第二の都市＝マンダレーに生まれました。家が貧しく生活が楽ではありませんでした。近所のおじさんから日本語を教えてもらいながら、1991年からマンダレーのホテルでアルバイトを始めることになりました。そこで私は人生を変える出会いがありました。ホテルに宿泊していた吉本さんという社長と出会い、彼が身元引受人となって日本に留学できることになったのです。

　学校を卒業後、東京のレストランで働くことになりました。その時に、日本人の勤勉さや、時間を守ることの大切さを学びました。1998年にミャンマーに帰国した後も、通訳やガイドの仕事をして、更に日本語を学び続けました。

私は日本の方との出会いで人生が良い方向に転がり始めました。特に影響を受けたのは、故 稲盛和夫氏の哲学です。盛和塾にも入会し、経営のみならず人生の捉え方がガラリと変わりました。

このような素晴らしい文化を持つ日本に私は育てられてきました。私は54歳を迎え、これからは若い世代にバトンを渡す時期だと考えるようになりました。

まだミャンマーは貧しい国で、産業があまり育っておりません。若者が日本に行き、お金だけでなく技術と知識を持ち帰ってきて、未来のミャンマーを創ることを期待しております。弊社の活動が、その架け橋の一端となれば幸いです。